2年近くを費やして、極めて根本的な問いを自身に投げかけた。欲望と手ごろな価格が交差するところにあるものとは何なのか? その答えがSBGC221だった。
これは、私がハッピーエンドだと思う、欲しいものと実際に手に入れられるものについてのストーリーだ。
限定 グランドセイコー コピー スプリングドライブ SBGC221 ブラックセラミック クロノグラフ
Ref.(型番号) SBGC221
グランドセイコー最高峰のキャリバー「9R86」搭載のスプリングドライブ・クロノグラフにセラミックとブライトチタンのコンビネーションモデルが追加。ベゼルやケースサイド、ブレスレットセンター部など、スクラッチキズが付きやすい個所にはブラックセラミックを採用。その他のパーツは軽量でタフなブライトチタンを使用し、耐傷性と着け心地を両立したハイレンジモデル。
■マスターショップ専用モデル
■2017年5月発売モデル
ダイヤル:ホワイト
【特徴】
スプリングドライブクロノグラフ(9R86)
72時間リザーブ
GMT機能
時差修正タイムファンクション
デイト表示
パワーリザーブインディケーター
【仕様】
ブライトチタン&ブラックセラミック製のケース
ブライトチタン&ブラックセラミック製のブレスレット
サファイアガラス(無反射コーティング)
シースルーケースバック
10気圧防水
ケースサイズ(横):46.4㎜
私が時計業界に飛び込んで2年近く経っていたことを意識したのは、数カ月前のこと。そのときにはちょっとしたコレクションを始めていた。
私は本格的な時計を手に入れたくなったのだ。グランドセイコーは本格的な時計に近いと思うが、私が言う“本格的”とは、金銭的に負担になるものという意味だ。
というのも、少なくともほかの時計愛好家に比べれば、私の金銭的な負担に対する敷居が比較的低いほうだからだ。ある物事を達成したら、時計に5000ドルを使ってもいいと自分に言い聞かせ、それを達成したのだが、その後、なんとなく心のなかでその数字を1万ドルに釣り上げてしまった。
正直なところ、1万ドルは時計に使うには妥当な金額だと思った。確かに、それくらいは出せそうだ。というのも、ちょうどこの値段の時計にたくさん気に入ったものがあったため、それが妥当な数字であるという根拠もあった。