プラダ×アディダスのコラボスニーカー新作

プラダ(PRADA)は、アディダス(adidas)とのコラボレーションによる新作スニーカー「adidas for Prada A+P ルナ・ロッサ 21(A+P Luna Rossa 21)」を発表。2020年12月9日(水)より、プラダとアディダスの一部の店舗ほかにて販売される。

“セーリング”に着想を得た、プラダ×アディダスの新作コラボスニーカー

75,000円+税(予定価格)

プラダとアディダスのコラボレーションスニーカーは、2019年12月に第1弾が発売され、その後、2020年夏にも新たなモデルが展開された。

今回の「A+P ルナ・ロッサ 21」は、それに続く新作だ。コラボレーション決定当時から概要が発表されていたこのスニーカーは、プラダが関わるセーリングチーム「ルナ・ロッサ プラダ ピレリ」のための先駆的なセーリングスポーツ用スニーカーでもある。

これまでのコラボスニーカーからもヒントを得て

「A+P ルナ・ロッサ 21」は、新しいヨット「ルナ・ロッサAC75」のデザインに加え、プラダとアディダスのこれまでのスニーカーからも着想を得ている。今回は、日常での着用を視野に入れたライフスタイルバージョンと、本格的なセーリングスポーツ用モデルの2パターンを用意している。なお、サイズはユニセックスでの展開となる。

エアディオール 偽物

“素足のような履き心地”と堅牢さを実現

高性能のリサイクル素材を採用したアッパーは、高い疎水性と防水性、柔軟性、通気性を発揮し、快適な履き心地を実現する。人間工学に基づいて設計されたEVAのシュータンと、パーフォレーテッドの柔らかい人工スエードのインナーサドルは、まるで素足であるかのような軽やかさと滑らかさを叶える。

また、パーフォレーテッドのBOOSTミッドソールと、それを包み込むように施されたアウトソールによる、優れた保護力と耐久性もこのスニーカーの魅力。シューレースは、どんなに自由に動いても、ほどけにくい特別仕様となっている。

“Q-pot. Wonderland”がテーマの新ショップ

Q-pot.(キューポット) イクスピアリ店が、2021年5月15日(土)に千葉・舞浜のイクスピアリ2F シアター・フロントにグランドオープンする。

これまで何度か期間限定で出店していたイクスピアリに、Q-pot.の常設店が新オープン。謎に包まれた“Q-pot. Wonderland”をテーマに、ファンタジックな店舗空間を演出する。

“うさぎ”や“ティースプーン”モチーフの限定アイテム

注目は、イクスピアリ店限定アイテムだ。“甘くてシュールなTea Party”をテーマにした、「ふしぎなうさぎ」や「ティースプーン」モチーフのアクセサリーなどが登場する。

フィアオブゴッド 偽物

ふしぎなうさぎ クッキー
ネックレス12,100円(税込)/バッグチャーム 10,450円(税込)
ふしぎなうさぎのカオ/オシリ クッキー
リング 各5,500円(税込)/ピアス・イヤリング 各5,500円(税込/1piece)

「ふしぎなうさぎ クッキー」のネックレスやバッグチャームは、ハートを抱えたうさぎのモコモコとした質感を細やかに表現した愛らしい佇まいが魅力。耳の折れたうさぎの顔などをモチーフにした「ふしぎなうさぎのカオ/オシリ クッキー」のリングやピアスも用意する。

ティースプーンネックレス 16,500円(税込)
スプーン&フォーク&ブラックリボン ピアス 14,300円(税込/ペア)

クラシカルな風合いの「ティースプーンネックレス」や「スプーン&フォーク&ブラックリボン ピアス」もまた、ファンシーな世界観のアクセサリー。リボンモチーフをプラスすることで、華やかな表情に仕上げている。

ふしぎなうさぎ カップ&ソーサー 6,930円(税込)

加えて、うさぎやトランプモチーフ、ティースプーンなどを描いたカップ&ソーサーやリボントートバッグ、ユニセックスで着られるパーカーも展開する。カップ&ソーサーには上品なライトブルー×ホワイトのストライプを採用。リボントートバッグは、リボンの結び方によって2wayの表情を楽しめるデザインとなっている。

フランク ミュラー“ハート”の腕時計

フランク ミュラー(FRANCK MULLER)の腕時計「ハート トゥ ハート」に新作ピンクカラーが仲間入り。2021年2月13日(土)より50本限定で全国のフランク ミュラー正規取扱店にて発売予定だ。フランク ミュラー(FRANCK MULLER)の腕時計「ハート トゥ ハート」に新作ピンクカラーが仲間入り。2021年2月13日(土)より50本限定で全国のフランク ミュラー正規取扱店にて発売予定だ。

ブライトリングスーパーコピー

フランク ミュラー(FRANCK MULLER)の腕時計「ハート トゥ ハート」に新作ピンクカラーが仲間入り。2021年2月13日(土)より50本限定で全国のフランク ミュラー正規取扱店にて発売予定だ。

「ハート トゥ ハート」各540,000円+税

フランク ミュラー“ハート”の腕時計に新作ピンク

フランク ミュラーの「ハート トゥ ハート」は、2007年に誕生した人気ウォッチシリーズ。フランク ミュラーのシグネチャーコレクションのフォルムを受け継いだケースデザインが印象的で、アイキャッチーな“ハート”モチーフをデザインとして起用しているのが特徴だ。

「ハート トゥ ハート」各540,000円+税

新作は、幸福感に溢れたピンクカラー。ピンクダイアルモデルとホワイトダイアルモデルの2種類を展開する。ピンクダイアルのモデルには、レッドカラーの針を合わせて、インデックスにはピュアなホワイトをチョイス。一方、ホワイトダイヤルモデルは、インデックスと針をピンクカラーでまとめて、フェミニンなムードに仕上げている。

ジョルジオ アルマーニ“その場でオーダー&完成”ベルトのカスタムサービス「メイド トゥ オーダー」

ジョルジオ アルマーニ(Giorgio Armani)は、ベルトのオーダーシステム「メイド トゥ オーダー(Made To Order)」をアルマーニ / 銀座タワー、伊勢丹メンズ店でスタート。

ジョルジオ アルマーニの新サービスとなる、ベルトの「メイド トゥ オーダー」は、注文してその場で受け取りができるクイックなカスタマイズプラン。

サイズ調整ができるので、自分にぴったりな1本に調整できるのはもちろん、バックル・留め具・レザーを自分好みにカスタマイズして“欲しかった”マイデザインをオーダーすることができる。

ジョルジオ アルマーニ史上“最も気軽”にトライできるオーダーメイドといっても過言ではない、1本52,800円(税込)~という“良心的な”プライス設定も魅力だ。自分へのご褒美にはもちろん、大切な人への贈り物として試してみるのもおすすめだ。

“指時計”ブランド「モコ」指輪感覚で楽しめる新感覚ウォッチ、“宝石風”指時計の新作も

“指時計”ブランド「モコ(moco)」2021年春夏の新作ウォッチ「PAL-LEATHER」が登場。

“指輪感覚”で楽しめるモコの「指時計」

「モコ」は、リングを纏うように、アクセサリー感覚で楽しめる“指時計”を展開しているブランドだ。シーズン毎に文字盤や針のデザイン変更し、多彩なスタイルを提案している。

PAL-LEATHER 全16種 各41,800円(税込)

2021年春夏の新作は、大きさの違う数字をあしらった「PAL-LEATHER」シリーズ。ローマ数字バージョンとアラビア数字バージョンの2種類が登場し、それぞれから2色が展開される。ローマ数字モデルからは、シルバーの針を合わせた白文字盤とゴールドの針を合わせた黒文字盤を用意。どちらもメタリックカラーがキラっと光るので、アクセサリー感覚で楽しめそうだ。

PAL-LEATHER 全16種 各41,800円(税込)

一方、アラビア数字モデルには、ネイビーの針を使用した白文字盤と、ホワイト針をコンビネーションさせた黒文字盤がラインナップ。黒文字盤は小さいながらに視認性が高く、ウォッチとして使用しやすいデザインとなっている。

PAL-METAL 71,500円(税込)

シルエットは、それぞれラウンド・スクエア・トノー・アシンメトリーの4種類。ベルトカラーは、ブラック、ブラウンの定番色に加えて、グリーン、レッド、キャメルと5色が揃い、いずれのモデルをセレクトしても自分好みのベルトが選択可能だ。

PAL-METAL 71,500円(税込)※新色

また、モコは2021年の新作として、涼やかなグレーカラーのメタルタイプ、宝石のようなポリッシュシリーズも提案する。

出典:https://www.fashion-press.net/news/70226

分秒の後ろにシャネルが新型J 12腕時計を発表しました。

2019バーゼル時計展では、2000年の誕生当初から、シャネルJ 12シリーズが時計界で黒と白の極短ブームを巻き起こしました。最初はシャネルが女性向けにデザインしたスポーツ腕時計でしたが、今は男女問わずJ 12を持つことを誇りにしています。20年の過去、さまざまな演繹を経てきたJ 12はどうやって経典に立脚しますか?今年のバーゼル国際時計ジュエリーショーでは、もっと違ったJ 12を見ました。シャネル腕時計クリエイティブスタジオディレクターのAnaud Charstaingtを経て、J 12腕時計を再上演しましたが、これは一体以前よりどのような変化がありましたか?むしろ、今は腕時計の家と一緒にシャネルJ 12分の魅力を現場に感じに行きます。

新品のJ 12はケース径38 mmの直径を採用していますが、詳細については調整しています。まず外観デザインの細部から見て、ドーナツのデザインは微妙に変化しています。エッジの溝は30から40まで増えています。このほか、表の丸の数字と時の目盛りのフォントも再設計されます。

シャネルバッグコピー

2019バーゼル時計展では、2000年の誕生当初から、シャネルJ 12シリーズが時計界で黒と白の極短ブームを巻き起こしました。最初はシャネルが女性向けにデザインしたスポーツ腕時計でしたが、今は男女問わずJ 12を持つことを誇りにしています。20年の過去、さまざまな演繹を経てきたJ 12はどうやって経典に立脚しますか?今年のバーゼル国際時計ジュエリーショーでは、もっと違ったJ 12を見ました。シャネル腕時計クリエイティブスタジオディレクターのAnaud Charstaingtを経て、J 12腕時計を再上演しましたが、これは一体以前よりどのような変化がありましたか?むしろ、今は腕時計の家と一緒にシャネルJ 12分の魅力を現場に感じに行きます。

新品のJ 12はケース径38 mmの直径を採用していますが、詳細については調整しています。まず外観デザインの細部から見て、ドーナツのデザインは微妙に変化しています。エッジの溝は30から40まで増えています。このほか、表の丸の数字と時の目盛りのフォントも再設計されます。

オメガ【スイス】

「シンプルでいてスタイリッシュ」。ビジネス(オン用)としても使いやすい高級腕時計が揃っています。

オメガって?

世界を代表するダイバーズウォッチ「シーマスター」や、月面着陸に同行した「スピードマスター」など、精度や機能性の面で高い評価を得ているスイスの高級腕時計ブランドです。

オメガ コピー

20代女性に人気の腕時計♪

オメガコンステレーション

 【1位】コンステレーション 

「星座」を意味した4つの爪が特徴的なオメガの定番的レディースモデルです。仕事用として使っている方もいらっしゃいますね。文字盤にダイヤをセットしたラグジュアリーなタイプもあります。

オメガシーマスターアクアテラ

 【2位】シーマスター アクアテラ 

文字盤に豪華ヨットのデッキをイメージした「縦じま模様」が施されたマリンモデル。日付表示や150m防水など実用性も抜群。普段着~オフィス仕事の時など服装やシーンを選びません。

オメガデ・ヴィル-プレステージ

 【3位】デ・ヴィル プレステージ 

豪華な仕上げと流行に左右されないシンプルなスタイルが特徴的な腕時計モデル。地金の種類がいろいろありますので「自分好みが選べる」のも魅力。オメガ入門用にもおすすめです。

ナチュラルビューティー


いつだって「フェミニンきれい」の理想を叶えてくれるナチュラルビューティーは、20代~30代の働くOLさんやオシャレママにとって強い味方。
ダウンコートは毎年のトレンドと女性らしさをMIXしたデザインが印象的。着るだけで”今どき”っぽい大人スタイルに。

TopKopi特集

こんなダウンコートが揃っています

ナチュラルビューティー1

これ欲しい♪13ラグジュアリーなスエード調素材を使った旬な表情のダウンコート。
ボリューム感のあるカラー(衿)が小顔効果も発揮。シックな色味でエレガントで優雅な仕上がりです。

定番もトレンドも、3000円~5000円のプチプラブーツが充実♪

セスト(SESTO)


「誰でも気軽におしゃれを楽しめる」がコンセプトの低価格シューズブランド。
靴専門だけあって種類やカラバリは豊富で、特に今年はトレンド感たっぷりのファー付きも登場!

セストの人気ブーツ3選♪

sesto1

これ欲しい♪16低めのヒールでも美脚に見えるようこだわった「細身&ポインテッドトゥ」のショートブーツ。カラバリ・サイズ展開も豊富な人気No.1アイテムです。


sesto2

これ欲しい♪11ボリューミーなファーを添えて、とびっきり今年らしい表情に。テーパードのチャンキーヒールはすっきり見えつつ安定感があって、たんくさん歩く日も安心♪


sesto3

これ欲しい♪12高感度な人から注目を集めている、靴下を履いているようなソックスブーツ。細身なシルエットはワイドボトムとの相性も良く、今年の定番人気。

これらの素晴らしい贈り物を自分で非常にグッチのクリスマス

グッチクリスマス
我々がグッチを考えるとき、我々は素晴らしいイタリアのスタイルを考えます。そして、最高のエキゾチックなハンドバッグと最高の歴史的な文脈で革製品のベストです。ロエベ スーパーコピー ブローチLoewe ラピスタル 偽物 グッチの贈り物を与えることが喜びのためにジャンプする誰でも残している理由です。


グッチは潜在的な贈り物のような広大な配列を提供します。本当の贅沢と同義のブランドのために、あなたは家が提供する何でも間違って行くことができません。ロエベバッグ私たちはあなたのステップでゼストを置く最高のエキゾチックな、チクチク宝石や靴を発見したが、我々はきらびやかなpligiglassクラッチの上でディブを呼び出す!これらのアイテムの各々は、現在、そして、来るために何年もの間使用されることができます。当社のグッチギフトをチェックアウトを選択したり、グッチを介してブランドの完全な選択をお店。

「マルニ」2020年春夏は花とクレイで作るアートなヘア

ミラノ・ファッション・ウイークで発表された「マルニ(MARNI)」の2020年春夏コレクションは、ハンドペイントや刺しゅうなどで花をあしらった色とりどりのウエアをそろえ、環境問題に向き合う“花の戦士”を表現した。

そんなメッセージ性の強いコレクションを語る上で欠かせないのが、ヘアアーティストのジュリアン・ディス(Julien d’Ys)の手掛けたヘアだ。芸術性の高いスタイルで知られる彼は今回、3色のクレイを使用。オールバックでまとめたモデルの髪にクレイをたっぷりと塗り、ドライヤーとスプレーで固めた。そして、そこに生花や大きな葉、ドライフラワー、ラフィアなどを自由に組み込み、一人一人異なるスタイルを作り上げることで、さながらアート作品のヘアを完成させた。

「コンセプトは“saving the planet(地球を救うこと)”。ジャングルで暮らす強くワイルドな女性が現れたようなイメージだ。彼女たちはあらゆることにクレイを使う。それが、今回クレイを使った理由だ」とディス。「ブラジルのアマゾンが燃えていたりと世界で今起こっていることや地球をケアしなければいけないという強い思いが、花に溢れたコレクションを生み出した。そして、1960年代の権利を求め抗議運動をする強い女性たちや、(「武器ではなく花を」)という反戦のメッセージにつながった。だから、私は花や植物を取り入れたんだ。ただし、トライバルではなく、オーガニックな“生き物”のように仕上げることを意識した」とこだわりを語る。

また、「いつもは『コム デ ギャルソン』のショーしか手掛けない」という彼が今回「マルニ」に参加したのは、フランチェスコ・リッソ(Francesco Risso)=クリエイティブ・ディレクターのクリエイションに共感したから。「フランチェスコは夢にあふれた人で、彼がやっていることを見てきた。一緒に仕事をするのは初めてだったが、とても嬉しかったよ。今回のコレクションには、私がふさわしかったのだと思う。ノーマルであることは嫌いじゃないが、つまらないものに興味はないので、私は何かが起こるようなショーだけを手掛けている」。ミラノでは今季、「マルニ」に加え、ピカソの作品から着想を得た「モスキーノ(MOSCHINO)」のヘアも担当した。

メイクのリードを務めたのは、ニューヨークを拠点に活躍するメイクアップアーティストのカブキ(Kabuki)。パウダーの印象も感じさせないような完璧でミニマルなルックを目指した。全体的に色味を使わずナチュラルに仕上げているが、運動後のアスリートの頬が少し赤らんだ状態をイメージしたチーク使いがポイントになっている。

庭園で愛全開の「ケイト・スペード」にほっこり 「ラルフ」の社交界にも潜入

皆さん、こんにちは。2020年春夏ウィメンズ・コレクションが開幕しましたね!編集長ムラカミは、ニューヨークとミラノ担当。メンズ・コレクション期間中には一部マニアの方に「こんなにドタバタなの?」とか「案外本音、ぶっちゃけてるね」と好評でした(多分)ドタバタ日記を2つの街でも繰り広げてみたいと思います。実はもうNYに滞在して3日目なんですが、昨日と一昨日は大してドタバタせず平穏に過ぎていきましたので、今日から本格スタートです!

本日最初のショーは、日本での代理店も決まった「セルフ-ポートレート(SELF-PORTRAIT)」。このブランドと言えば、複雑に見えるアシンメトリーのドレス(案外お手頃)にフリルの装飾です。今季は、さわやかなコットンポプリンにレースを組み合わせた「夏、全開!」ドレスです。爽やか~。

そんなアイテムに組み合わせたのは、出ました!2019-20年秋冬シーズンに「セリーヌ(CELINE)」のエディ・スリマン(Hedi Slimane)様が提案したキュロット!「セルフ-ポートレート」は、レザーとレースを組み合わせ、サマードレスと同系色でまとめています。秋冬のキュロットはあまりに唐突な登場だったせいか、バイヤーを中心に「うむ……(沈黙)」的な反応もありましたが、トレンドはこうやって広がるのですね。

お次は「ケイト・スペード ニューヨーク(KATE SPADE NEW YORK)」。会場は屋外、ノリータの庭園です。「(クリエイティブ・ディレクターの)ニコラ(・グラス Nicola Glass)、晴れてよかったね!」と一声掛けたくなるほどのピーカンです。何せ昨日は、カテゴリー4の台風がニューヨークをかすめ、あいにくの天気で激寒でしたから。

会場に入ると、ステキなバッグのプレゼント。ショーでも多くのモデルが、同じバッグを持っていました。

ステキなガーデンパーティーのような会場は、ショーの後は一般開放。そこでは、ランウエイを彩った観葉植物を販売し、売り上げを庭園の維持費に寄付するそうです。なんかほっこりするし、「ケイト・スペード」っぽく「ラヴい」!!お隣が山田優さんで、カワイさ、さらに倍してドン!そんな空間です。

おばあちゃんから妊婦さん、レズビアンのカップルまでが登場したコレクションは、ボタニカル柄でストレスフリーのドレス、明るい色とラメでウキウキしちゃうツイードのジャケット、そして、ちょっぴり肌寒い時にサイコーなカーキ色のトレンチやキルティングコート(でも、素材は柔らか)など。バッグは、定番の素材をカゴに代えたり、なんでも入れられるビッグトートだったり。気取らないけど、フツーじゃない。オシャレだけど、頑張らなくて大丈夫。そんなマインドにあふれています。快晴のサタデーモーニングの庭園という会場の魅力も加わり、幸せな気分になりました。

さぁ、近いのでセレクトショップの「トトカエロ(TOTOKAELO)」に行ってみましょう。ここでは、著名ブランドのコートを中心にパターンを手掛けるプロ集団、大丸製作所2が、オリジナルブランド「オーバーコート(OVERCOAT)」のポップアップ開いています。

ソーホーのショップに入ると、出迎えてくれるのはPVCの自由の女神。洋服同様のクリエイションでオブジェができちゃうのは、さすが緻密な計算に長けたパターンの天才の才能です。

 あぁ、早くオーダーした秋冬を着るのが楽しみ。今回、鮮やかなオレンジのシャツをトランクに忍ばせてきたので、近々お披露目したいと思います。

さぁ、一瞬ホテルに戻って、荷物を入れ替え。お次は「アディアム(ADEAM)」です。得意の襟抜き、アシンメトリーとマリンを融合。前回より肩の力が抜け、全体的にクリーンなまま、でもシンプルじゃない洋服に仕上がっていました。前回より全然「良き」です。

デザイナーが代わり、オリジンのシャープ&ミニマル路線に戻りつつある「ヘルムート ラング(HELMUT LANG)」。今シーズンも90年代を思わせるシンプリシティです。

ごくごく薄いチュール、メタリック素材を編み込みほんのり光沢を放つリブニット、もっとビカビカなシルバーレザーに大理石プリント施したブルゾン、シリコンコートなど、さまざまな素材を使い、ピュアホワイトからカーキ、ネオンイエローやブルーのスタイルを提案します。なんだか“てんこ盛り”みたいに聞こえますが、クロップド丈のジャケットやブルゾン、スキニーパンツとスタイルはアイコニックに徹しているので、“とっ散らかってる”感は皆無です。本音を言えば、また「ラング」らしい衝撃的な新しさを目撃したいところですが、過去数年で揺らいでしまったアイデンティティーを取り戻すステージとしては、今回も十分合格点です。唯一過去に引きづられているのは、時間通りに来ないストリート世代、でしょうか(笑)。ここはソーホー。次は、アップタウン。結構遠いのに、アイツらのせいで押しちゃった。移動中、ソワソワする時間帯に突入です。

パリのメゾンは、さすがであります。「ラング」で押した時間を、スムーズに、見事に取り戻しました(笑)。こちらの会場は、今季珍しいアップタウンのリンカーンセンター。またも屋外です。晴れてよかったね!

これもエディ様の影響でしょう。今季は、なんだかボトムスを中心にコンパクトなシルエットが主流派になりそうです。「ロンシャン(LONGCHAMP)」も、その一例。エディ様がキュロットなら、ソフィ・ドゥラフォンテーヌ(Sophie Delafontaine)は、ブルマーです。若っ!

「いや、コレはオトナにはムリだろう」と思ったアナタ。ご安心ください。ホッパン(ホットパンツ)&ブラトップの合間にはちゃんと、マキシのドレスも現れます。レースのアップリケの使い方、ボルドーを中心とするオトナなカラーパレットは、だいぶ「ロンシャン」のアイコンとして定着してきました。ミニなスタイルに呼応して、バッグもみんなミニサイズです。定番バッグの“ル・プリアージュ”も、レザーでちっちゃくなってました。値段が抑えられたら、これはヒットするかも!

この辺りの新人組に行くべきか、いかざるべきか?それは常に「WWDジャパン」記者としての悩みどころです。「WWDジャパン」は、プロフェッショナル・メディア。ゆえにどんな媒体よりも多くのショーを取材したいところですが、そのせいで重要なショーに間に合わなくなるのは、本末転倒。そんな逡巡(しゅんじゅん)にさいなまれるのです。

特に「クリスチャン シリアノ(CHRISTIAN SIRIANO)」は以前の経験から、洋服はそんなにイケてないことが予想できます(苦笑)。でもTV番組「プロジェクト・ランウェイ(PROJECT RUNWAY)」からデビューした彼は、ダイバーシティーな感覚に溢れるデザイナーゆえ、見ておきたい気持ちも。そこで今回は、拝見です。

 で結果は、正直失敗。クリエイションは引き続きイマイチだし、プラスサイズ&おばあちゃんモデル以外はそれほどダイバーシティーでもなく、オマケにメチャクチャ長い!

 30分に及んだショー会場をダッシュで去り、ミッドタウンからダウンタウンに。「エリア(AREA)」のショー会場に遅刻気味でたどり着くと、案の定、若手ブランドらしいオペレーションの悪さが露呈して、今シーズン初のカオスな混雑が待っていました。

ヤバいよー。コレは……。ニューヨークでは「ジェレミー スコット(JEREMY SCOTT)」や「クロマット(CHROMAT)」「ジプシー スポーツ(GYPSY SPORTS)」あたりのブランドがこんなカオスをたびたび生み出し、「チケットがあるのに入れない」という悲惨な目に遭ったことさえ何度かあります。今回も、その予感が(苦笑)。

そこで発動したのは、“コソ泥外国人”モード。行列の隙間を見つけたら、シレ~っと潜り込み、おしゃべりに夢中なアメリカ人グループがいたら黙って横入り、何か言われたら「はて、英語が分からなくて……」という顔でごまかすモードです(笑)。これにより大幅なカットインに成功し、自分のシートになんとか到着‼︎そんな努力の結果たどり着いた「エリア」は、洋服自体は凡庸でしたが、スワロフスキーのチェーン使いは新しい。ナチュラルメイクが当たり前の街において、これだけのガッツリメイクは可愛らしく、頑張った甲斐がありました(笑)。

このブランドは、もっと評価されて良いと思うのです。メチャクチャかわいいし、ニューヨークでは「バーニーズ ニューヨーク(BARNEYS NEWYORK)」や「バーグドルフ グッドマン(BERGDORF GOODMAN)」なんかが取り扱っているのに、日本人はほとんど来ない……。

そんな「R13」のショーは、今回もギャンカワでした。レオパードやファイヤーモチーフのシャツに、ダメージデニム。そろいのバケットハットと厚底スニーカーも「良き」です。ただ、洋服がスゴいと言うよりは、スタイリングがイケてるブランド。何気ないシャツが1000ドル(約10万6000円)とかしちゃうから、どメジャーにはなれないかな。

さぁ、今日の大トリは、ラルフさん!19-20年秋冬の「ラルフ ローレン コレクション(RALPH LAUREN COLLECTION)」です。

今回の会場は、いわゆる金融街のファイナンシャル・ディストリクト。会場に入ると、そこはお金持ちの社交場のようになっておりました‼︎生バンドだし、スペシャルカクテル出てくるし、何よりみんなブラックフォーマルだし(思いっきりこの夏の「ポロ ラルフ ローレン」と「ビームス」のコラボキャップとショートパンツで来ちゃいました(汗))。でもこれが、アメリカン・ラグジュアリーを体現する「ラルフ ローレン コレクション」の世界です。

コレクションは、そんな大人の社交場にピッタリな、マニッシュなセットアップからドレスまでイヴニングウエアが目白押しです。上質なサテンをたっぷり使いエレガンス全開ですが、ドレスの背中はバックリ空いていたり、スリットは深かったり、ドレスをレザーとレースで切り替えしたりとラルフさん、なかなか攻めています。扇情的でセクシーです。

フィナーレには、新世代の歌姫、ジャネール・モネイ(Janelle Monae)が登場。彼女も19-20年秋冬のドレス&ジャケット姿でしたが、パフォーマンスが続くにつれてジャケットを脱ぎ捨て、背中が開いたノースリーブのイヴニングシャツにチュールスカートというセクシー・エレガントな姿に変身。彼女らしい若々しさにみなぎっています。なるほど、今回のイヴニングは、アクティブな新世代への贈り物でもあったんですね。

荒木経惟と「サンローラン」のコラボビジュアルがコレット閉店最後のウィンドーを彩る

アラーキーこと写真家の荒木経惟と「サンローラン(SAINT LAURENT)」がコラボして製作したアートビジュアルが、12月20日に閉店するパリのセレクトショップ、コレット(COLETTE)の最後のウィンドーを飾る。同プロジェクトは11月27日から閉店まで同店2階で開催中の「サンローラン」のポップアップイベントの一環で、12月2日から展示される。

“Saint Laurent Shiki-in”もしくは“lust for color”と題された全16種のビジュアルには「サンローラン」2017-18年秋冬の広告ビジュアルにも登場したアンジャ・ルービック(Anja Rubik)を起用。ヒールを着用したヌード姿にロープを巻きつけたり、ジャケット以外ヌード姿のルービックを荒木経惟がモノクロ写真で撮り下ろした。それをブルーやレッドのペイントで彩り、両者の世界観が共存したビジュアルに仕上がっている。

「サンローラン」とコレットは、13年に当時のクリエイティブ・ディレクターのエディ・スリマン(Hedi Slimane)が「Ain’t Laurent Without Yves.(イヴの存在しないサンローランなんて)」と書かれたパロディTシャツを同店が販売したことに激怒して以来、交流が途絶えていたが、16年2月に和解。これを祝して「サンローラン」は当時もコレットのディスプレーを飾った。また、閉店後のサントノレ通りのコレットは「サンローラン」が引き継ぐことになっている。

スラックスライクなジーンズを使った上品なコーディネート

スラントポケット仕様のスラックスライクなジーンズをスニーカーやデニムシャツに合わせたドレス×カジュアルミックススタイル。カジュアル寄りの中にも上品なセンスを感じさせるアイテム選びに注目だ。

ジーンズといえばロールアップが定番のアレンジテクニック。特に春夏のジーンズスタイルおいては、足元でワンクッションさせず足首を露出させるくらいがメインストリーム。ジーンズや着こなしにあわせたロールアップをマスターしよう。

オックスフォードシャツをタックアウトで濃紺ジーンズに合わせたカジュアルなコーディネート。足元にタッセルローファーをチョイスすることでドレステイストを加え大人のスタイリングに仕上げているところは要チェックだ。

いい感じの縦落ちが目をひくブルージーンズにグレーTシャツを合わせた定番スタイル。シンプルなコーディネートの足元に合わせたローファーはネイビー。特にデニムスタイルとの相性は抜群なのでぜひ挑戦したいところ。

ガゼットとカラーのコンビが珍しいカットソーにネイビージャケットとジーンズを組み合わせた着こなし。ジャケットに合わせるならテーパードを効かせながらも細すぎないこのくらいのシルエットのジーンズがここ最近のスタンダードだ。

ボーダーカットソー、ジーンズ、スリッポンスニーカーに至るまでネイビー/ブルー系をとことん取り入れたコーディネート。ジーンズを幅広めにロールアップすることで気張らないカジュアルな雰囲気を演出。

ピーチスキン加工が施されたネイビーTのインナーに白Tシャツをレイヤード。濃紺デニム、ブラックローファーで重厚感を演出しながらもホワイトを効果的に取り入れることで重く見せないバランスが成立。シンプルながら洒落者の技が光るスタイリングだ。

ジャストサイズのシンプルなクルーネック黒Tシャツにペールブルーのジーンズを合わせたコーディネート。足元にはイントレチャート仕様のスリッポンスニーカーを合わせて軽快な印象に。

ホワイトベースの涼しげなテーラードジャケットにVネックTシャツ、ジーンズを合わせたコーディネート。足元はブラックレザー仕様のスタンスミスをあわせてきっちりと引き締め!シューレースをブラウンをチョイスすることでハズしを取り入れている点にも注目だ。

キャップに至るまでブラックで統一したスタイリングの中にあって鮮かなライトブルーのジーンズが引き立つ装い。

サックスブルーのシャツとジーンズをブルー系で統一しながらトップにレッドのジレを組み合わせた差し色コーデ。色が単調になりがちな夏のメンズスタイルだからこそ参考にしたいコーディネートだ。

ネイビーポロシャツにブルージーンズ、ネイビースニーカーをあわせたネイビー〜ライトブルーにかけてのグラデーションが美しい着こなし。スニーカーのイエローで差し色を加えることでこなれ感をも演出。

ワンポケットTシャツにジーンズを合わせたシンプルなコーディネートも足元にグレースニーカーをあわせることでどこか都会的な装いに。

ネイビーシャツにスキニージーンズをあわせつつ、足元にレッドのニューバランスをコーディネート、アクセントカラーとして存在感を発揮。

アイウェアのフレーム、テーラードジャケット、ジーンズ、タッセルローファーに至るまでブルー系でまとめたコーディネート。

トミージーンズのミリタリーシャツにダメージジーンズ、白Tシャツを組み合わせた着こなし。足元にドレスシューズをあわせることでカジュアルな雰囲気が緩和されアダルトな装いに。

「シュプリーム」と「ザ・ノース・フェイス」“遠征用”など全10型を用意

シュプリーム(SUPREME)」は12月1日、毎回人気を誇る「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」との最新コラボとなる2018年秋コレクションの第2弾を発売する。渋谷店や大阪店をはじめとする「シュプリーム」直営店とオンラインストア、およびドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)などで取り扱う。

約1カ月半ぶりとなった今回の協業では、アパレルと小物の全10型を用意した。5型のアパレルのうちジャケットとサロペットパンツ、フリースジャケットの3型は、“Expedition(遠征用)”と名付けられ、強力ナイロン素材「コーデュラ(CORDURA)」と防水透湿性素材「ゴアテックス(GORE-TEX)」を用いたレトロなカラーリングが目を引く本格的なアウトドアウエアだ。小物は、「シュプリーム」の定番アイテムになりつつあるバックパックとショルダーバックに加え、ネックレス型のコンパスとトラベルウォレット、ビーニーの5型がラインアップされた。

ルックブックは夕方のニューヨークを舞台に、スケーターのセージ・エルセッサー(Sage Elsesser)がモデルを務め、写真家の小浪次郎が撮り下ろした。

ヴァージル × 「ナイキ」の“エア ジョーダン 1”が、バスケ好きにはたまらないカラーに

「ナイキ(NIKE)」とヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)が昨年11月に発表したスニーカーのリデザインプロジェクト「THE TEN」から、新たなモデルがまたヴァージルのインスタグラムで披露された。

今回披露されたのは、以前から噂されていた「THE TEN」の中でもっとも人気の高い“エア ジョーダン 1(AIR JORDAN 1)”をブルーとホワイトカラーにアップデートしたもの。これは同スニーカーのモデルになった“バスケの神様”ことマイケル・ジョーダン(Michael Jordan)の出身校であるノースカロライナ大学のシンボルカラー“ノースカロライナブルー”にオマージュを捧げたカラーウエイだ。

6月初旬に190ドル(約2万円)で発売されると予想されているが、昨年11月のオリジナルと今年3月のオールホワイトモデルはどちらもリセールサイトで元値の5~10倍近い約10万~20万円で取引されているだけに、今回も激しい争奪戦が予想される。

なおヴァージルは7日夜(現地時間)、ニューヨークのメトロポリタン美術館で開催されるアナ・ウィンター(Anna Wintour)米「ヴォーグ(VOGUE)」編集長主催のファッションの祭典「メットガラ(MET GALA)」へ出席する際に同スニーカーを着用してレッドカーペットに登場するようだ。

“極東のドキュメンタリー”がテーマのカルチャー誌創刊 ドーバーで音楽イベントも

パルコのキャンペーンビジュアルや「アンダーカバー(UNDER COVER)」の2019年春夏のビジュアルを担当する編集者の高宮啓が、インディペンデントカルチャー誌「モダーン(Moder-n)」を創刊する。価格は2800円、4月6日にドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)で発売する。アートディレクターは音楽雑誌「エレキング(ele-king)」や展覧会「五木田智央 PEEKABOO」などのアートディレクションを手掛ける鈴木聖が担当。

同誌はモダンアートが革新的な創造性や実験音楽が探求する未知の前衛性、ファッションが求める最先端の美意識など、アートブックのようなイメージを中心としたコンテンツが特徴。創刊号のテーマは“極東のドキュメンタリー”だ。インターネットやSNSの普及で世界中の情報が瞬時に共有できる今、“同じ時間を共に過ごす”というフィジカルな行為に着目し、7つのドキュメンタリー企画で構成している。国籍も肩書きも異なる人物が世界の果てで共有した極東時間(utc+9)の記録だ。

メイン企画は写真家のユルゲン・テラー(Juergen Teller)と塩田正幸による、110ページのボリュームで見せるフォトストーリー。ファッションからアートまでジャンルを超えて活躍するユルゲンが、ドイツ人フォトエディターのアンドレアス(Andreas)と共に来日した際の3日間を撮り下ろした。塩田はユルゲンの来日撮影に密着する形で、現場を別の角度から捉える。

また、ノイズやサイケデリック、現代音楽を取り扱って1980年代から明大前で30年以上続いた、レコードショップ「モダーンミュージック」を、「スタジオ・ボイス(STUDIO VOICE)」元編集長の松村正人が紹介。塩田が撮影した2000年代前半のカオティックな店内スナップフォトで同店の魅力を伝える。

昨年9月に東京・日比谷野外音楽堂で行われたオウガ・ユー・アスホール(OGRE YOU ASSHOLE)のワンマンライブも取り上げる。野音で初という、4つの持ち込みスピーカーを会場内に配置。PAエンジニアの佐々木幸生とレコーディングエンジニアの中村宗一郎が、ビンテージ音響機材を使用した立体音響システムコンサートを繰り広げた。ライブ冒頭でメンバーによるアナログシンセのセッション音源を録音したソノシートレコードが、特別付録として付く。

同誌の創刊を記念し、ドーバー ストリート マーケット ギンザでオープンハウスイベントを開催。6日の15〜18時に写真家の塩田正幸とオウガ・ユー・アスホールの出戸学、編集長の高宮啓による音響インスタレーションも行う。

「モンクレール」が指名した注目の若手 「リチャード クイン」ってどんなブランド?

若手デザイナーを育成・輩出し続ける街、ロンドンで、今後大きく羽ばたいていくであろう若手として今最も期待されている一人が、リチャード・クイン(Richard Quinn)だ。同名のブランドを手掛けており、2019-20年秋冬から「モンクレール Tシャツ コピー ジーニアス(MONCLER GENIUS)」にコラボレーターとして参加することも決まっている。ロンドン・ファッション・ウイーク最終日に披露した自身のブランドの19-20年秋冬物では、強みであるプリントや、クチュールさながらの刺しゅうを主役にした華やかなドレスを並べた。注目の若手を逃さずチェック!

前シーズンはロンドンフィルハーモニーオーケストラの生演奏にのせてショーを行ったが、19-20年秋冬もピアノと弦楽、生歌の美しい調べがBGM。生花が飾られた壁を背景に、モデルが優雅に歩いてくる。着用しているのは、ビーズの総刺しゅうで千鳥格子や草花柄を描いたコートドレスやセットアップ。気の遠くなるような繊細な手仕事に、思わずクラクラしてしまう。圧倒的にエレガントだが、インナーにラテックスの黒いボディースーツを合わせることで、モダンなエッジをきかせている。

後半は、彼が頭角を現すきっかけとなったプリントの表現が続く。色鮮やかなプリントを、大きく肩の張り出したロングドレスや、裾がバルーン状に広がるミニドレスに載せる。色とりどりのドレスが並ぶフィナーレは圧巻で、まるで夢のよう。ただし、特にプリントドレスはほぼ同様の表現が数シーズン続いており、そろそろ次の一手も見せてほしいところではある。

リチャードはセントマーチンズ美術大学卒。17年のショーデビュー以来、18年春夏に老舗百貨店リバティと協業でカプセルコレクションを作ったり、18-19年秋冬のショーにエリザベス女王が来場したりと、常に話題を振りまいてきた。「モンクレール ジーニアス」でのコラボレーション商品の発表は、ミラノ・ファッション・ウイークの実質的初日である20日に行われる。つまりロンドンでの発表の翌日だ。シグネチャーである鮮やかなプリント柄を生かしたダウンが広がるのか、それ以外の提案があるのか、期待が高まる。

夜間の冷えもお構いなしに露出度は高め

ダンスミュージックを中心とした都市型音楽フェス「EDCジャパン 2019(EDC JAPAN 2019)」が5月11〜12日、千葉県のゾゾマリンスタジアム(ZOZO MARINE STADIUM)と海浜幕張公園の特設会場で開催された。

同フェスは1997年にアメリカ・ロサンゼルスで初開催され、そのアーティスティックなステージ装飾やド派手な演出が日本上陸前から話題を呼び、17年に日本初上陸を果たすと初開催にして数万人を動員した人気フェスだ。今年は通常ステージのほかに、「ガールズ ドント クライ(GIRLS DON’T CRY)」で知られるアーティストのVERDYがデザインを手掛けた移動式のステージを追加。さらに東京・原宿の讃岐うどん専門店「麺散」が出店したり、レッドブル(Red Bull)によるスケートボードパークが設けられたりと、例年にも増して多彩なコンテンツが用意され、2日間で計8万を動員。3度目の開催にしてすでに日本を代表するビッグフェスの1つに数えられている。

開催当日は天候に恵まれ、女性客の間では「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」のアンダーウエア姿や、「ナイキ(NIKE)」「プーマ(PUMA)」「リーボック(REEBOK)」などのスポーツブラとタイツのセットアップ、シースルーのトップスに網タイツなど、ダンスミュージックフェスらしい露出度の高い装いが人気だった。加えて、「EDC」のオフィシャルTシャツから渾身の自作衣装まで、いわゆる「ペアルック」や「おそろコーデ」といったスタイルも目を引いた。一方男性客は動きやすさを重視し、タンクトップ姿や半袖Tシャツにショーツとスニーカーを合わせたラフな格好が多く、フットボールやバスケットボールのユニホームを着用した来場者も。また、ラッパーのフューチャー(Future)の出演に代表されるようにヒップホップの波はダンスミュージックシーンにも及んでおり、その音楽性とも相まって男女ともに「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」や「シュプリーム(SUPREME)」といったストリートテイストを随所にプラスしたスタイリングが散見された。

しかし、5月中旬の開催ということもあって両日とも夕方以降は肌寒い天気となり、夜間の冷えを見越した来場者は少なかったようで、寒さから身を守るように肩をすぼめる来場者があちこちで見かけられた。

“活動家”としてのヴィヴィアンに焦点を当てた企画展 ラフォーレ原宿で開催

ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)の“活動家”の一面にフォーカスした企画展「GET A LIFE!」がラフォーレミュージアム原宿で11月2〜18日、開催されている。ラフォーレ原宿40周年記念イベントの一環として、長年、気候変動や過剰消費が環境に与える影響を訴え続けているヴィヴィアンが制作したコレクションを展示している。

アフリカの経済的に孤立した地域で女性生産者を支援するプロジェクト「エシカル ファッション イニシアティブ」と協業したアクセサリーコレクションや、ロンドンで披露した国際環境NGOグリーンピースとの共同キャンペーン“SAVE THE ARCTIC”など、ヴィヴィアンからのメッセージと共に並べている。

会場では、日本環境設計の衣料品回収プロジェクトのブリング(BRING)による不要衣類の回収ボックスを設置しており、同ボックスは東京モード学園・文化服装学院の生徒らが装飾したもの。

さらに、来場者が使用済みペットボトルのキャップ(赤・緑・白のいずれかの色)を持参することで参加できるプラスチックキャップアート“+5℃ MAP”も展示。5度気温が上昇すると危険とされている地域を記したヴィヴィアンの手描きのアートワークで、上にキャップを置いていくことで、地図が完成する。集まったキャップはリサイクルされる他、その資源から得る利益は「世界の子どもにワクチンを日本委員会」に寄付される。